四川省綿陽市で22日に開かれた中国核学会2015年学術年次総会において、中国核学会は「2013−2015年度中国10大核科学技術進展」を発表した。同成果は中国の2013年6月30日から2015年6月30日までの、核科学分野で得られた重大な成果を示す。核物理学、原子力発電、設備技術、ウラン鉱山開発、燃料エレメント、医療用宇宙技術など多くの分野が含まれる。科技日報が伝えた。
学術委員会の推薦・審査・投票を経て選出された「2013−2015年度中国10大核科学技術進展」は、得票数順で次の通り。
100兆電子ボルト級大強度陽子サイクロトロン、CO2+O2グリーン浸出ウラン開発技術の実用化、中国が独自に開発した第3世代原子炉技術「華竜1号」の建設開始、中国核燃料処理・放射化学実験施設の竣工、世界最大容量の原子炉の開発成功、中国綿陽研究炉・中性子科学研究プラットフォームの稼働開始、世界初のトーンバースト方式のメガヘルツ繰り返し大強度マルチパルス線型誘導加速器「神竜2号」の開発成功、先進的な大型加圧水型原子炉重大特別プロジェクト「CAP1400」が国家能源局による審査に合格、中国が独自に設計した燃料エレメント「CF3」初期モジュールの炉内実験、高温ガス炉モデルプロジェクト燃料エレメントの炉内放射実験の成功。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年9月24日