19日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州「漢語橋」大学生中国語スピーチコンテストが、ブリティッシュコロンビア工科大学(BCIT)内の孔子学院で開催された。今大会のテーマは「私と中国」で、参加者はそれぞれ、自分の持てる力を最大限に出し切り、自分と中国との関係について中国語でスピーチした。ある日系人の男性は、スピーチで、「自分が日系であることを好まない恋人の両親に認められるために、中国語を学び始めた。結果的にはうまく行かなかったが、中国語を学ぶことで、中国文化に対する理解が深まった」と明かした。カナダ華字紙・星島日報の報道を引用して中国新聞網が伝えた。
フレイザーバレー大学(UFV)に通う日本国籍を持つ松村碧さん(男性)は、スピーチで、次の通り述べた。
ある中国人の女性と知り合い、付き合い始めた。彼女の両親は、自分が日本人であるがゆえに、2人の交際に反対した。そこで私は、彼女の両親に認めてもらえるよう、中国語の学習に懸命に取り組んだ。結果的にはうまく行かなかった。私たちは別れることになったが、中国語の学習を通じて、中国文化に対する理解がより深まった。将来は、中日両国をつなぐ橋梁としての役割を果たしたい。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年3月22日