2016年3月23日  
 

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いつでもどこでも寝てしまう19歳女性、「ナルコレプシー」と診断

【中日対訳】

人民網日本語版 2016年03月23日09:06

なかなか寝付けないという人がいる一方、いつでも眠たくて仕方ないという人もいる。湖北省武漢市の女性・李思雨さん(19、仮名)は、今友達としゃべっているかと思えば、次には居眠りするほど。そして、武漢市中心病院で、睡眠障害の一種であるナルコレプシーと診断された。湖北日報が報じた。

李さんによると、中学1年生の時から、睡魔に襲われるようになり、日中にちょっと居眠りしたかと思うと夢を見始め、数分後にはまた目が覚めるため、どれが現実の世界で、どれが夢の世界なのか分からないほどという。睡魔はいつ、どこでやってくるか分からず、友人と街を歩いている時や食事をしている時、しゃべりをしている時でも、寝てしまう。笑うなどして感情が昂ぶった際に、突然に膝の力が抜けてしまうため、誰かが冗談を言うのを聞いたり、お笑い番組を見たりするのも怖いという。

そんな李さんは今月18日、ついに病院で診察を受け、「ナルコレプシー」と診断された。上記のような膝の力が抜けてしまうという症状は、数秒から数分で改善するという。同病院の経屏・科長によると、薬とカウンセリングを合わせた治療で、日中に睡魔に襲われるという症状は軽減できるが、完治は望めないという。

ナルコレプシーの発症期は主に10-20歳が多く、日中において起こる強い眠気の発作を主な症状とする。また、入眠時に金縛りの症状が発生したり、夢を見る回数が増えるという特徴もある。このような状態が長く続けば、歩行中に突然倒れて骨折することもあり、車の運転は特に危険だという。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年3月22日

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