スマートシティ、暮らしに新鮮な彩りを添える

スマートシティは、都市情報化の高水準の段階であり、都市発展の新しいモデルだ。私たちが生活する都市は、依然としてスマートシティにはほど遠い。しかし私たちはインターネット、クラウドコンピューティング、モノのインターネット、ビッグデータなどの技術の後押しを受け、スマートシティに向け邁進している。都市に「スマート」をもたらす技術と応用例が増え始めているが、ここからは私たちの生活に身近になった新鮮な物事を見ていこう。人民郵電報が伝えた。

◆列車のように合体する車

私たちがスマートシティ時代に入ると、自動車はどのような変化を見せるのだろうか？ドイツのBremer Robotics Innovation Center（ブレーマー・ロボティクス・イノベーションセンター）の最新の研究成果、列車のようにつながるスマートカーが、私たちに新たなインスピレーションをもたらしている。

この「EO Smart 2」と呼ばれる小型電気自動車は、未来都市向けにデザインされた未来の車だ。その最大の特長は列車のように繋がることができる点にある。この車は道路上を1台のみで走行するほか、列車のように連結することも可能だ。これには省エネという最大のメリットがある。「合体」した車は空気抵抗を最大限に弱め、道路の利用率を高め、なおかつ玉突き事故を防止できる。

外観を見ると「EO Smart 2」は非常に小さく、2.5m×1.57mのみと、メルセデス・ベンツ製の「Smart」よりもコンパクトだ。車輪は90度旋回することができ、横向きに走行したり、変形することも可能だ。