浙江省杭州第二中学・高校(杭二中)に通う秀才美女がハーバード大学から合格通知を受け取ったニュースが、数日前からネット上で大きな話題となっている。これに続き、別の杭州在住の才女の難関大学合格の情報にも、ネットユーザーは夢中になっている。この女性は、杭州外国語学校ケンブリッジ国際高校3年の沈佳文さんで、ハーバードより難関と言われている米ミネルバ大学(Minerva schools at KGI)に見事合格を果たした。浙江在線が伝えた。
「秀才美女」の沈佳文さんは1998年、杭州で生まれた。貿易業務に携わる父親の仕事の関係で、海外に出る機会が頻繁にあり、海外情報に数多く接してきた。ミネルバ大学は、ネット上で「常識や想像を超えた大学」との呼び声が高い、今年で創立3年目の大学で、ハーバード大前学長、米財務長官、ウォートン・スクール(世界で最初に創立されたビジネススクール)前学長らが、創設に関わった。大学は固定のキャンパスを設けず、「遊学制」を採用している。学生は、4年間の在学期間中、香港、ボンベイ、ブエノスアイレス、ベルリン、ロンドン、ニューヨークなど世界七大都市を移り住みながら勉強を進める。現地の居住式キャンパスに住み、授業は大人数制ではなく、1クラス20人ほどの小規模クラスで進められる。世界各地に拠点をもつ教授陣は、オンライン講義を実施、学生たちと随時、インタラクティブなやり取りを行う。また大学側は、各学生に終身サポートを提供する。つまり、大学の各種資源を利用して、各学生が最も希望する企業や機関でのインターンシップや就業を保障する。昨年の受験者2474人のうち、合格者はわずか68人、合格率は2.8%と、名門ハーバード大(6%)よりも難関だ。