南中国海問題の国際化に反対するロシア外相の発言を積極的に評価

外交部（外務省）の陸慷報道官は13日の定例記者会見で、南中国海問題に関するロシアのラブロフ外相の姿勢表明を積極的に評価した。

ラブロフ外相は12日のプレス・ブリーフィングで、南中国海問題の全ての当事国は引き続き双方共に受け入れ可能な政治的、外交的解決の道を探るべきだと表明。非直接当事国はいかなる干渉も問題の国際化の企ても止めるべきであり、南中国海問題の誇張、問題の国際化の企ては全く無益だとした。

「中国側はロシアの姿勢表明を積極的に評価する」。陸報道官は「南中国海の平和・安定に真に関心を寄せる国や人々は、いずれも中国と直接の当事国が国際法に基づき、双方間の合意と南中国海における各国の行動宣言の規定に従い、交渉と協議を通じて争いを解決することを支持するはずだ」と指摘。「域外の国や組織が南中国海問題や情勢の緊張を誇張し、域内諸国の関係に水を差すのは建設的なやり方ではなく、南中国海問題処理の正常な道からかけ離れるものだ」と述べた。（編集NA）

「人民網日本語版」2016年4月14日