2016年4月13日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>政治

外交部、中業島飛行場の改造はフィリピンの虚偽性を暴露

人民網日本語版 2016年04月13日13:46

外交部(外務省)の陸慷報道官は12日の定例記者会見で、フィリピンによる中業島(フィリピン名・パグアサ島)の飛行場改造について「フィリピンの言行不一致を十分に暴露するものであり、フィリピンが一方的に提起した仲裁案が法律の仮面をかぶった政治的挑発であることも十分に証明している」と表明した。

報道によると、フィリピンは輸送機数機で中業島に大量の物資を輸送し、飛行場の改造工事再開の準備をしている。

これについて陸報道官は「南沙(英語名スプラトリー)諸島は中国固有の領土であり、中業島は南沙諸島の島の1つだ」と指摘。「1970年代以来、フィリピンは国連憲章を含む国際法と国際関係の基本準則に違反して、中業島を含む中国の南沙諸島の一部島・礁を武力で不法に侵略・占領したうえ、大規模な建設活動を行い、軍備を配備し続けた。現在フィリピンは一方的に提起した強制的仲裁がいわゆる領有権問題を解決するためではないとしきりに言い、中業島の建設活動を停止するともったいぶって公言する一方で、不法に侵略・占領した中国の南沙諸島の中業島で飛行場などの施設の改造を公然と行い、中国の領土に対する不法な侵略・占領を一層強化・拡大することを企てるとともに、仲裁裁判所の判決一枚によって不法な侵略・占領を『合法化』しようと企てている。これはフィリピンの言行不一致の虚偽性を十分に暴露するものであり、フィリピンが一方的に提起した仲裁案が法律の仮面をかぶった政治的挑発であることも十分に証明している」と述べた。

また「現在、南中国海情勢は全体として安定を保っている。中国はASEANの圧倒的多数の国々と『デュアル・トラック』構想に従って南中国海問題を適切に処理するとともに、『南中国海における関係国の行動宣言』の全面的、効果的な実行に尽力し、『南中国海における行動規範』協議を積極的に推進し、南中国海地域の平和と安定を共同で維持している」と指摘。「中国側はフィリピン側に対して、中国の領土主権と権益を尊重し、国連憲章など国際法、国際関係の基本準則および南中国海における関係国の行動宣言を厳格に順守し、中国の領土主権と権益を侵害する一切の行為を停止し、二国間の交渉による争いの解決という正しい道に一日も早く戻るよう改めて促す」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年4月13日

関連記事

コメント

最新コメント