■フィンランド:査証を自宅に郵送
フィンランドは査証を郵送するサービスを開始、会社を休んで大使館を往復する手間が省けるようになった。シェンゲン査証を申請してフィンランドに渡航し、滞在日数が90日以下の中国籍申請者は、電話かオンライン予約して査証窓口に書類を提出すれば、発給された査証を中国国内であれば自宅まで郵送してくれる。郵送サービスはフランスも行っている。
―中東
■トルコ:電子査証を緩和
一般旅券を所有する中国国民はオンラインでトルコへの一次入国電子査証を申請できるようになった。シェンゲン国あるいはOECD加盟国の有効査証は必要なく、一回の入国に30日間の滞在が可能で、180日間有効となっている。
■ドバイ:無査証入国
今年1月11日から、公務旅券と公務一般旅券を所持する中国国民は無査証(ノービザ)でアラブ首長国連邦に入国、出国およびでトランジットできるようになった。滞在日数は最長30日。
―アジア
■日本:5年数次査証
日本は中国の高所得者向けに数次査証を緩和、有効期間を1年から5年に延長させた。また、高所得者は日本全国いずれの空港・港地からも入国可能で、指定された4つの地を経由しての入国の必要がなくなった。