「中華人民共和国広場」の命名・プレート除幕式がチリの首都サンティアゴ市ビタクーラ区で挙行された。同時に、孔子学院ラテンアメリカセンターがビタクーラ区政府に贈呈した孔子の大理石像が「中華人民共和国広場」でお披露目された。新華社が報じた。
「中華人民共和国広場」が誕生したビタクーラ区は、サンティアゴ市の商業の中心地で、国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会に隣接している。今後、同広場では、中国と関係のある各種文化イベントが催される。
式典で挨拶に立った李宝栄・駐チリ中国大使は、「46年前に中国とチリの国交が樹立して以来、両国の政治・経済・貿易関係は急速に発展してきた」と指摘した。また、大使は、孔子の「論語」にある名言「四海の内皆兄弟なり」を引用し、「遠く隔たっている中国とチリではあるが、両国国民の友好関係がいっそう強化されることを強く望んでいる」と強調した。
ビタクーラ区のRaúl Torrealba区長は、「中国はチリにとって世界最大の貿易相手国である。我が区に『中華人民共和国』の名前がついた広場が誕生したことは、光栄極りないことだ」と話した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年4月25日