世界保健機関(WHO)が2014年9月4日に初めて発表した世界自殺レポート「自殺を予防する 世界の優先課題」で、全世界において毎年80万人以上が自殺で死亡しており、約40秒に1人の割合で亡くなっていることが示された。健康時報が伝えた。
精神的要因若しくは病的要因が引き起こした自殺に比べ、生活の中には寿命を縮めるリスクが多く隠れているにもかかわらず多くの人がそれらを軽視している。下記の10項目のうち、該当するものがあれば、基本的に寿命を縮める可能性がある。
飲酒の際に顔が赤くなる人が飲酒を続けると寿命を縮める
南京市の中国西洋医学総合病院予防治療科の劉欣副医長は、「飲酒で顔が赤くなるのは悪い事ではないが、酒が強くないというサイン。顔が赤くなっても飲み続けると寿命を縮める」と警告する。
涙を堪えると寿命を縮める
米国ミネソタ州のセントポールレムゼ医療センター精神医学研究所の専門家による研究で、涙は人間の抑圧した感情を緩和することができることを発見した。一般的に人は泣いた後は感情的な強さは40%減少するが、もし涙を利用して感情的な抑圧を取り除くことができない場合は健康的に影響が出る。従って専門家は涙をこらえることは寿命を縮めると考えている。
長期にわたる不眠、徹夜は寿命を縮める
楊暁輝中国医学博士は、「長期的な徹夜は不健康であり、正常な睡眠に影響を及ぼすだけでなく、神経中枢にも影響を及ぼす。内分泌、免疫機能を妨げ、癌を発症しやすくなる。一般的にできるだけ夜10時前に睡眠をとると健康的に最も良い作用がある。やむを得ず残業をするなら、遅くとも夜中12時を超えないこと」と話す。
腐った果物を食べると寿命を縮める
同病院食療薬膳外来副医長の王東旭中国医学医師は、「腐った果物が発生する有害物質は胃腸障害や他の病気を引き起こす。中でもパツリンと細胞膜が結合するプロセスは不可逆的で、細胞に長期的な損傷を与え、癌を発症することもある」と警告する。