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観光が連休の「硬直的需要」に 旅の快適さを追求 (2)

人民網日本語版 2016年05月03日15:34

旅行予約サイト・途牛旅遊網のまとめた統計では、今年の「五一」連休も、パーク型観光地、動物園、海洋世界(シーワールド)といったテーマパークや昔ながらの景色を楽しむタイプの観光地に人気があり、親族との旅行や家族旅行が多いという特徴がみられた。近場の旅行に人気が集まるのは、休日が3日間しかなく、近い所を選択せざるを得ない人が多かったからだ。また交通がますます便利になり、自家用車が普及したことも、近場の旅行が休日の過ごし方として真っ先に選ばれるようになった原因に挙げられる。

▽海外旅行では日本・韓国・タイが人気

「五一」連休は伝統的に旅行の繁忙期だ。海外旅行の需要がほかの連休よりも旺盛で、休みを取り休日をつなぎ合わせて海外旅行に出るという人が多い。同程のデータでは、「五一」連休に休みを取って海外に出かけた人は51.6%に上り、うち40%が連休の前後に何日かずつ休みを取って、旅客の移動のピークを避けたという。

携程旅行網、同程、途牛など複数の旅行予約サイトの統計データを見ると、「五一」連休の海外旅行で最も人気があったのは韓国、日本、タイだった。日本と韓国はあの手この手で中国人観光客を奪い合い、査証(ビザ)の発給要件の相次ぐ引き下げや航空会社がうち出す安価な日韓路線などの好材料の影響で、日韓旅行はますます便利になっている。中国人観光客の日韓旅行のスタイルは、期間が長く頻度が低く複数都市を回るというものから、期間は短いが頻度が高く1カ所にじっくり滞在するというものに変わっている。買い物だけでなく、異国の暮らしの雰囲気を体験するというのが、中国人観光客の日韓旅行の主な動機になりつつある。

ここ数年、豪華客船の旅も人気上昇中だ。途牛のデータでは、今年の「五一」連休には日韓への短距離の船旅が一番人気があり、旅行者数は前年同期比170%増加した。人気目的地は韓国の済州島、釜山、日本の名古屋、福岡、長崎などだ。島を訪れる旅も人気の海外旅行スタイルの1つで、プーケット、バリ、モルディブ、済州島、モーリシャスなどの島嶼が親族旅行で喜ばれた。


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