福建省三明市泰寧県開善郷で8日5時頃に土砂崩れが発生し、池潭水力発電所の事務所や作業員の宿舎が土砂に埋まった。12時の時点で7人が負傷し、34人が行方不明となっている。
党中央と国務院は事態を高く重視している。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は直ちに、福建省と関係機関に対して迅速に危険回避の緊急措置と救援活動を展開し、取り残された人々や行方不明者の捜索・救出に全力で当たり、死傷者が増えないよう最大限の努力を尽くすとともに、負傷者の治療や死傷者の家族へのケアにしっかりと当たるよう重要な指示を出した。また、監視と予報を強化し、科学的な救出を心がけ、二次災害の発生を防ぐこと、国務院の関係機関に対しても地方と企業を指導して各種災害と安全生産(生産現場での事故防止措置)に関する隠れた危険性の徹底的な調査を強化し、責任の実行を強化し、人々の生命と財産の安全を確保することを指示した。人民日報が伝えた。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年5月9日