敘永県丹山玉皇観で「立功」の鍛錬を行う「90後」の鐘嗣源・道士
「90後(1990年代生まれ)」の鐘嗣源さんは、四川省瀘州市出身、四川化工職業技術学院を卒業した。彼女は月給5千元(1元は約16.7円)の就職先を放棄し、敘永県丹山の玉皇観で出家、瀘州市全真教竜門派の道士になった。華西都市報が報じた。
1991年に瀘州で生まれた鐘さんは、幼いころから中国伝統文化に非常に興味をもっていた。高校時代に「黄帝内経」や「傷寒論」など中国医薬の古典や「儒釈道」などの国学書を読み始め、それらに魅了されるようになった。大学生になると、学生会の幹部や書道協会の理事を務め、国学発揚を目的とした大学活動に没頭した。