自由をこよなく愛する斉海亮さんは大の自転車好きで、「ロードバイク歴」は10年に及び、すでに中国各地を自転車で訪れた。自転車に乗る醍醐味は、さまざまな景色を楽しめることで、娘が成長するにつれ、彼はこれらの景色を娘とシェアしたくなった。斉さんは昨年、4歳になった娘を連れて、自宅がある河北省・唐山灤県を出発、国境に沿って自転車旅行をスタートさせた。道中、風雨にさらされ、苦労も多々あったが、娘が経験する世界は、この旅行によって豊かで色鮮やかなものに変わった。父と子はすでに1万3千キロメートルあまりを走り、西蔵(チベット)自治区の拉薩(ラサ)に到着した。ここでしばらく休んだあと、次は新疆ウイグル自治区に向かう予定という。燕趙都市報が伝えた。