(写真は公式ウェイボーより転載)
「皆さんこんにちは。私は駐中華人民共和国特命全権大使として着任したばかりの横井裕です」。5月23日午後、このほど新しい駐中国大使として着任した横井裕氏が在中国日本大使館の公式ウェイボーで中国のネットユーザーに向けた初めての挨拶を掲載した。そのなかで大使は自身の外交官時代から現在までの半生が「中国の改革開放約30年とぴったり一致している」とし、「日中関係の歯車を前に動かしていく」ため最大限努力していくとしている。中国日報が伝えた。
この日午後1時34分に掲載された中国語ウェイボーの全文内容は約330字、横井大使の写真が添えられ、公式ウェイボーのトップを飾った。北京時間の掲載当日午後9時30分までですでに2500件のコメントと1500回の転載が記録されている。
横井大使は5月15日に北京に到着、中国での仕事を開始し、16日には北京の日本大使館で着任後初めての記者会見を開いている。今年61歳になる横井大使は日本の外務省でも「知中派」の代表的人物の一人。2010年に退任した宮本雄二・元駐中国大使に次ぐ「知中派」の起用となっている。