韓国ソウル市役所が23日に発表した最新調査結果によると、ソウル旅行中の消費額は、中国人観光客のほうが日本人観光客より6倍も多い。新華社が伝えた。
ソウル市役所傘下の「ソウル研究所」が実施した同調査は、昨年12月にソウルの仁川(インチョン)空港と金浦(キンポ)空港から出国する外国人観光客1045人を対象に行なわれ、ソウルへの訪問回数や消費額などについて聞いた。
調査結果によると、中国人観光客のソウル訪問回数は平均1.9回で、現地での平均消費額は1回当たり213万ウォン(約19万8千円)だった。一方、日本人観光客のソウル訪問回数は平均で4.9回に達し、中国人観光客を上回っていたが、平均消費額は1回当たり33万ウォン(約3万1千円)にとどまり、中国人観光客の約6分の1だった。
その他、東南アジア諸国からの観光客のソウル訪問回数は平均1.9回で、1回当たりの平均消費額は79万ウォン(約7万4千円)。北米や欧洲、オセアニアから来た観光客のソウル訪問回数は平均3.1回で、平均消費額は1回当たり66万ウォン(約6万1千円)だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年5月26日