この規定で答案用紙の輸送車両はビデオ監視システム若しくはGPS、GPRS、RFIDなどの手段を講じ、教育試験機関がリアルタイムで答案用紙輸送の全プロセスを監視するよう打ち出している。答案用紙の整理、保管、配送所には2か所以上のカメラを設置し全プロセスを多角的に360度でビデオ監視する。
このほか規定では試験期間、各試験会場には2人以上の試験監督員、試験会場の外には若干名の試験監督員を待機させる。試験監督員は試験会場の主任試験官若しくは試験区域の関係責任者が任命し、試験区域の高校3年生を担当する教師やクラス担任が担当してはならないと強調している。
ハイテクを導入する試験会場の多くが「顔認証と指紋認証」を実施
取材によると、今年の大学入試期間、多くの地域では試験会場にハイテクを導入し、試験会場の不正行為防止システムを強化するという。
以前、教育部が通達した通知の中で各地の実情に基づき、IC身分証を採用して会場での出願確認を行ない、会場で写真と指紋、静脈などの生体認証を採取し、迅速に情報照合などを行ない、替え玉受験防止措置を徹底することを特別に明記している。