「ねぇ、ちょっと校門行って宅配便受け取ってもらえないか」「学校にいないよ」「友情の小船はややもすれば転覆」――漫画「友情の小船はややもすれば転覆」が微信(WeChat)のモーメンツで爆発的な人気となり、シリーズと化して「小船の転覆スタイル合戦」を繰り広げている。人民網が伝えた。
「友情の小船」の流行の背景には、人々が日ごろ溜め込んでいる微妙な感情の訴求がある。ここでいう「転覆」とは、詰まるところ「絶交」の婉曲表現である。現在はストレス社会で、友情を繋ぎ止める時間も空間も少なく、速すぎる生活リズムや他の分野に対する生半可の知識によって大きな距離を生み、相手の仕事や業界に対して誤解が生じ、「分不相応な」要求となって表れる。根気よく相手に理解を求める人であれば良いが、そんな気力もない人は即「転覆」してしまう。