同関係者によれば、「さらに今後、カード機関はカード利用の手数料を調整して銀行や商店に自社の決済ルートの使用を促すようになると予想される」という。
同関係者はさらに、「銀行カード決済市場のドアが開かれたとはいえ、市場での戦いはたやすいものではない。短期的には市場の局面がひっくり返るような変化は起こりえない。新規参入者には金融の基準、情報のセキュリティ、ミスや事故の処理、トラブル予防システムなど各方面で、超えなければならない『関所』がまだたくさんある」とも指摘する。
また基準が異なるため、国内にあるPOS端末はバージョンアップと改良を経なければビザとマスターが使えない。そのためのコストは膨大で、相当な時間がかかるとみられる。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年6月15日