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中国製の一眼レフカメラ用レンズが日本の展示会で話題

人民網日本語版 2016年04月07日09:58

知的財産権を持つ中国国産のレンズブランド「ラオワレンズ」は最近、日本最大のカメラと写真の総合展示会「CP+」に出展した。出展されている各種製品は、業界の今後を占う材料となる。中国青年報が報じた。

「当社のブースの前で、物静かで内気な日本のカメラ愛好家が、製品を手にし、体験すると驚きの声を上げていた。ニコンやキャノン、ソニーなどの、大手企業の技術者、市場担当者も、絶賛していた」。「ラオワレンズ」の丁紅兵さん(40)は、そのような光景を見て、「民族の誇り」を強く感じた。

丁さんが、中国のレンズ設計専門家や光学専門家と共に立ち上げた「安徽長庚光学科技有限公司」はわずか3年で、世界で先頭を走る日本とドイツのカメラのレンズの技術に追いつき、世界最先端を誇る光学製品の自主研究開発、生産を実現。価格の優位性が武器となり、大学生を含む多くの写真愛好家が、これまで「ぜいたく品」だった一眼レフレンズを持てるようになった。

写真愛好家の必要に合わせたレンズを製作

今回、日本で展示されたレンズ3種類について、丁さんは、「どれも、写真愛好家の実際のニーズを出発点にし、設計、開発した製品。多くの写真愛好家の励ましがなければ、今日のラオワレンズはなかったかもしれない」と語る。

1976年生まれの丁さんは、大学で電気機械を専攻し、卒業後は工業の自動化設備の販売に従事した。当時、日本や台湾のブランドが同分野の最先端市場を独占しているのを目にし、丁さんは、やりきれない思いになったという。


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