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人民網日本語版>>経済

「ウォークラフト」興行収入激減 ディズニーの攻撃も

人民網日本語版 2016年06月21日08:40

映画の興行収入には毎年不思議なことが起こるものだが、今年はその数が特に多い。6月初めにアクションファンタジー作品「ウォークラフト」が世界で封切りされると、深夜から未明にかけてのレートショーだけで興行収入の「神話」を生み出し、映画好きの間で話題になった。ただ意外なことに、封切り2週目になると興行収入は1週目に比べ70%以上も減少した。「証券日報」が伝えた。

さらに興味深いのは、「ウォークラフト」がアニメに負けたことだ。まだ夏休みシーズンが始まっていないが、魚が主人公の「ファインディング・ドリー」が中国のアニメ興行収入の記録を3回目に塗り替えた。これまでのアニメの興行収入ベスト3作品のうち、2作品はディズニー作品だった。好調なディズニーと対照的なのは中国産アニメで、国内資本に迫られる中、引き続き市場シェアは好調とはいえない。

1980年代生まれ(80後)の「おたく男子」にとって、米国の有名ゲームソフト会社アクティビジョン・ビリザードは「女神」以上の存在だ。同社が関わった人気ゲームソフト「ワールド・オブ・ウォークラフト」(中国名・魔獣世界)はこの世代の青春の1ページといえる。映画「ウォークラフト」は同ゲームの知的財産権(IP)を踏まえて制作された作品で、世界中に大勢のファンがいる。封切り前には、多くの業界関係者が、「興行収入は60億元(1元は約15.9円)に達する」と予測していた。

「ウォークラフト」は封切り後、力強い動きをみせた。大勢のファンに支えられて、封切り当日のレートショーだけで5007万2千元を売り上げ、初日の興行収入記録2億5千万元という数字が「微信」(WeChat)のモーメンツを駆けめぐった。人々の間では、「ウォークラフト」がゲーム原作の映画の新たな神話を生み出せば、映画界に戦いが起こるとの見方が出ていたが、複数のメディアは、この作品は中国市場と米国市場とで、興行収入と評価に大きな開きがあることを伝えた。

ゲームファンの熱狂が冷めると、「ウォークラフト」の中国市場での興行収入は激減した。6月19日までの約2週間の上映期間に、興行収入は累計13億3600万元に達したが、1週目が10億3千万で77%以上を占めた。つまり、2週目の収入は1週目に比べて70%以上も減少したということだ。


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