日本のある最新調査では、収入の少なさが、日本の未婚男女を結婚に消極的にさせている実態が浮かび上がった。新華社が報じた。
共同通信の21日付の報道によると、明治安田生活福祉研究所が今年3月に、恋愛と結婚をテーマに日本全国の20-40代の男女を対象にインターネットで調査を実施。約3600人が答えた。
調査では、20代では「できるだけ早く結婚したい」、「いずれ結婚したい」との回答が、男性で3年前の67.1%から38.7%に減少。一方の女性は82.2%から59.0%に落ち込んだ。30代では男性が40.3%、女性は45.7%でいずれも10ポイント以上減っている。
独身でいる理由として、男性は「家族を養うほどの収入がない」が最多だったのに対し、女性は「結婚したいと思える相手がいない」だった。調査では、20-30代の未婚女性の半数以上が結婚相手に年収400万円以上を望む一方、実際にこの収入がある20代男性は15.2%、30代男性は37.0%にとどまっている。
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