ある科学者が幼少期の栄養不良が成人後のセルフコントロールに問題を及ぼすと指摘した。ロシアメディアの報道を引用し環球網が伝えた。
「International Journal of Environmental Research and Public Health」誌による研究発表によると、同研究参加者の37%は常に空腹状態で幼少期を過ごし、ひもじい思いをしており、成人後には自分の行動をうまくセルフコントロールできないことがわかった。そのため、彼らはいつも殴り合いの喧嘩や他人との争いを起こしている。幼少期にひもじい思いをしなかった人のうち、情緒不安定やセルフコントロールに問題を抱えているのは15%しかない。
このことから研究者は、「正しい食事が人間の性格や心理状態の形成に直接影響を及ぼす」としている。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年6月23日
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