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江蘇省を襲った強烈な竜巻 活発な対流活動が発生した原因は?

人民網日本語版 2016年06月24日13:21
江蘇省を襲った強烈な竜巻 活発な対流活動が発生した原因は?

23日午後3時ごろ、江蘇省塩城市の阜寧や射陽において強い雷や、短時間の集中強雨、雹、雷雨や大風などの大気が非常に不安定な状態が発生した。一部のエリアを襲った竜巻や雹をもたらした活発な対流活動は、どのような原因で発生したのだろうか?江蘇省気象台の韓桂栄・首席予報官は23日、塩城などを襲った竜巻の原因と対策に関して、次のように話した。楚天都市報が伝えた。

「亜熱帯の西北端に位置する黄河・淮河地区は、高温多湿で、対流(上昇気流)が起こりやすい。上空高層に寒冷渦(寒気からなる低気圧)が発生し、帯状の低気圧が東から南に移動すれば、中・低層の切離低気圧が東に入り込み、地面に旋風が起こり、高層寒気が生じる。低層の西南気流、中・高層の西北気流、強い切離低気圧が、地面付近の強い風と衝突すると、竜巻が起こる。昨日の予報では、強い雨と雷雨・強風は予報通りだったが、雹と竜巻については、細かい条件が原因で起こるため、予報は難しかった。とはいえ、気象部門は、早期警報を発表し、強い雷と風速17メートル以上の突風に注意するよう、人々に呼びかけていた」。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年6月24日

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