23日午前に国務院報道弁公室が開いた記者会見で、国家体育総局の劉鵬局長は国務院がこのほど通達した「2016-2020年国民健康づくり計画」(以下、「計画」とする)を紹介し、記者からの質問に答えた。「計画」では、2020年までに、週1回以上の運動を行う国民を7億人まで増やすという目標が打ち出している。北京日報が報じた。
「計画」に定める「全体における要求」のうち、「発展目標」項目の概要は以下の通り。
1、2020年までに、健康づくりに対する国民の意識を強化し、運動を習慣的に行う人口を大幅に増やす。具体的には、週1回以上運動する人を7億人、日常的に運動する人を4億3500万人まで、それぞれ増やし、国民の身体的能力を着実に高める。
2、教育や経済、社会における「国民健康づくり」の役割を十分に活用し、各種社会事業との相互発展という局面での基本構築を行い、スポーツ関連消費額を1兆5千億元(1元は約15.7元)まで増やす。「国民健康づくり」を、スポーツ産業の発展を促し、内需をけん引し、新たな経済成長源を形成する上での原動力とする。
3、国家の発展目標を支え、「全面的なややゆとりのある社会」に適応するような「国民健康づくり」公共サービス体制を段階的に完備し、政府が主導し、部門が協力、社会全体が参加する「国民健康づくり」事業の発展にいっそう力を入れる。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年6月24日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn