全民科学素養行動実施活動テレビ電話会議で発表された情報によると、中国の2015年の科学的素養を持つ公民の割合は6.2%で、2010年比で9割弱増えた。全国の基準を満たす科学技術館は計155館となっており、123館が無料開放で大きな成果をあげている。科技日報が伝えた。
全国科学知識普及教育基地は、2010−15年の間に650カ所から1045カ所に増加した。中国教育部(省)のカク平副部長(カクは赤へんにおおざと)によると、青少年科学的素養活動を実施し、国民教育の全過程に科学教育が行き渡るようにするという。例えば小学校で専門的な科学の授業を行い、児童向けの科学啓発を強化する。小中学校の授業内容と教科書を改訂し、学生の科学の興味と思考習慣などを養う。
中国科学技術協会党組書記、党務副主席、書記所第一書記の尚勇氏は、「煙霧、原発、PX(パラキシレン)プロジェクトなど、社会の関心が高い問題に即座に回答し、革新的・創造的、科学的・理性的な社会の雰囲気を醸成する」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年6月24日
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