天気予報では本日の最高気温は30度だったのに、街を歩くと40度あるように感じる。私の感覚が間違っているのか、それとも気象台の予報が間違っているのか――このような経験や疑問を持ったことのある人も多いことだろう。光明網が伝えた。
この問題を明らかにするためには、次のことを理解しなければならない。つまり天気予報の気温と「体感気温」が、どのようにして導き出されるかだ。
気象部門の予想気温は、地上から1.5メートルの高さにある百葉箱内の気温だ。この百葉箱は広い芝生の上に設置される。気象台が使用している「気温」とは、その中で測定される気温のことだ。
体感気温は人体の気温に対する「感覚」が中心で、人の肌の温度と単純に理解することはできない。研究によると、人は同じ気温であっても、湿度、風速、日差し、着用している服の色、気分などによって異なる感覚が生まれるという。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn