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杭州のパオズが続々と海外進出 6元の焼き小龍包がドバイで大人気

人民網日本語版 2016年06月30日15:28

杭州の飲食界には、このところ、「海外進出の嵐」が吹き荒れている。今年5月初め、同地で有名な「葛シェフの杭州式生煎包(焼き小龍包)」がアラブ首長国連邦のドバイに進出、「パンダ・包子(パオズ)」と店舗名を変えて開業、熱狂的な反響を得た。6月25日、杭州地元の有名ホテルグループ「開元集団」のグループホテルが、ドイツ・フランクフルトでグランドオープンした。彼らは近く、オランダにも新ホテルを開業する予定という。7月には、別の杭州で有名なパオズブランド「甘其食」もパオズの海外進出を計画している。さらに、「外婆家」も、米国進出の計画を公表している。このように、杭州グルメの進出ブームは、ますます激化しているといえよう。銭江晩報が伝えた。

「甘其食」は、7月に米ボストン・ハーバード大学近くに一号店をオープンする。同社初となる海外支店「Tom's Bao Bao」の開業式典出席のために現地に向かう関係者訪米団に随行した。

杭州の著名パオズブランド「甘其食」は、2009年創業、今では杭州や上海に約200軒の支店を擁している。毎年7千万個以上のパオズを販売、年商は2億元(1元は約15.5円)を上回る。

「甘其食」の童啓華・董事長は、新店舗で販売するメニューについて、次の通り話した。

「定番の鮮汁肉まんやカレー牛肉まんは絶対はずせない。さらに、米国人の好みや現地の特産品を踏まえて新しいメニューを追加した。英国人はチキンをよく食べ、また、ボストンではロブスターが多く捕れるので、チキンパオズやエビパオズをメニューに加える予定だ。パオズ以外には、コーヒー・紅茶・岩茶・フレッシュジュースなど、パオズに合わせて各種飲料も販売する。原価から計算すると、鮮汁肉包の米国での販売価格は税引き前3ドル以上となる。エビパオズはそれより高く、時価を踏まえると6ドルを上回ると予想される」。


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