スマート静脈調剤ロボット2台がこのほど、上海仁済病院デイ化学治療センターで本格的な使用を開始した。医療・介護スタッフはパソコンから処方箋をアウトプットし、二次元コード化し点滴パックに貼り付ける。さらに薬剤、使い捨て投薬器、点滴パックをロボット内部の固定装置に取り付け、二次元コードをスキャンすることで、ロボットが自動的に調剤を開始する。「ロボット看護師」は1分後、パック1つの調剤を完了し、患者の情報、薬の名称と用法を貼り終える。東方網が伝えた。
同センターの仇暁霞看護師長は「2台のロボットは毎日、100−150パックの化学治療薬の調剤が可能で、センターの9割の需要を満たしている。毎回の作業時間は長くても5分で、一部の人よりやや遅いが、今はスタッフ1人で2台を同時に操作できるため、効率は大いにアップした」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年7月5日
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