中国国家航天局(宇宙局)は北京市で20日、第13回宇宙人工知能・ロボット・自動化国際シンポジウムを開いた。人民網が伝えた。
国家国防科技工業局チーフエンジニア、国家航天局秘書長の田玉竜氏は挨拶の中で、中国国家航天局は中国の宇宙開発の需要に基づき、未来の宇宙ロボット発展ロードマップを作成したと述べた。宇宙ロボットは宇宙の軌道上でのサービス、宇宙探査、深宇宙探査などの分野で高い将来性を持つ。中国は将来的に、軌道上サービスロボット、月・深宇宙探査ロボット、宇宙環境改善ロボットなどの分野で、一連の基礎技術・専門的重要技術の難関突破に取り組み、中国の宇宙ロボット技術・応用を世界先進水準に引き上げる。
中国の宇宙ロボットと宇宙人工知能分野は近年、急速に発展しており、軌道上サービス、宇宙での取り付け・製造、月・深宇宙探査などの分野で一連の成果を手にしている。月探査機「嫦娥3号」は、月面ローバー「玉兎号」による月面探査に成功した。火星表面を探査するロボットの開発も積極的に進められており、宇宙船の軌道上燃料補給に関する重要技術にも進展があった。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年6月21日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn