オタク男性と比べ、「萌」という言葉は、日本の流行文化とより密接な関係がある。これは、若者の間で人気のある流行語となり、特にネットワークの世界で頻繁に使われる。「萌」の使用範囲は極めて広い。幼い子供が発する言葉から指導者の新しいヘアスタイルまで、すべてに「萌」が当てはまる。この言葉が男性の「可愛さ」を表現するときにますます多く使われるようになったことは、注目に値する。ある男性について「萌」という時、通常は「(肯定的な意味で)やや女性っぽい」ことを表している。「宅男(オタク)」や「萌」などの言葉は、まず中国でブームとなり、その後東アジア諸国でも同じような傾向が生まれてきた。
東アジアの「優男」文化の「やさしさ」は、思いやりや配慮が行き届いた女性に対応するものだ。日本と韓国の「草食系男子」と中国の「暖男(心の温かい男性)」はいずれも、このようなきめ細やかな配慮ができる新しいタイプの男性の特徴を備えている。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年8月3日
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