王毅外交部長(外相)は3日「G20杭州サミットはG20の歴史上途上国が最も多く参加するサミットとなる。現在サミットの準備作業は大変順調に進んでおり、われわれは成功を確信している」と表明した。新華社が伝えた。
王部長はラオスのサルムサイ・コンマシット外相との会談後「中国は最大の発展途上国であり、発展途上国の正当な権益の維持、拡大、発展は尽くすべき責任であり義務だ。このため中国はASEAN議長国のラオス、アフリカ連合議長国のチャド、『アフリカ開発のための新パートナーシップ』の議長国セネガル、及びカザフスタンとエジプトという代表性を持つ2つの発展途上の大国を杭州サミットに招待した。G77議長国のタイも杭州サミット参加への積極的な意向を表明しており、中国側は配置を行なっている。今回のサミットはG20の歴史上、発展途上国が最も多く参加するものであり、構成上より代表性を備え、包括性を備える」と述べた。
また「杭州サミットでは主要な成果30件近くがあり、歴代サミットで最も多くの成果を挙げる見込みだ。大きな方向性については、イノベーションの提唱を通じて、世界経済の力強く、持続可能な、均衡ある成長を促すために新たな原動力を注ぐ。開発協力の強化を通じて、『持続可能な開発のための2030アジェンダ』の世界的実行をリードするために新たなビジョンを描く」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年8月5日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn