現地時間8月10日、2016年リオ五輪卓球女子シングルス決勝で、中国代表の丁寧選手が4対3で同じく中国代表の李暁霞選手を下し、優勝した。新華社が伝えた。
ロンドンオリンピックに続き、ネット越しに優勝を争ったのは今回も李暁霞と丁寧だった。
10日に行われたリオ五輪卓球女子シングルス決勝で、丁寧は前回の雪辱を果たした。結果は4対3で、世界の卓球界において優秀な両選手は、歴史に残る白熱した試合を繰り広げた。今回の優勝で丁寧選手は2011年、15年の世界卓球大会優勝、11年、14年のワールドカップ優勝と合わせて「グランドスラム」を達成した。これは■亜萍(■は登におおざと)、王楠、張怡寧、李暁霞に続き、史上5人目となった。
1988年に卓球がオリンピックの正式種目となって以来、中国卓球チームは女子シングルスで金メダルを採り逃したことはない。
優勝が決まると、丁寧は床にひざまずき、喜びの涙に顔を濡らした。2回のオリンピックで丁寧選手と李暁霞選手の順位は変わったが、丁寧選手は、「毎回試合のできを比較したりできないが、4年前の自分に比べて現在はもっと成長したと思う。お互いに決勝では高いレベルで実力を発揮できた」と話した。
決勝戦前に行われた3位決定戦では、北朝鮮代表のキムソンイ(金宋依)が4対1で日本代表の福原愛を下し、オリンピック初となる銅メダルを獲得した。福原選手は今回4強入りし、過去4大会を通して女子シングルスで最高の成績を収めた。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年8月11日
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