リオ五輪の体操男子団体総合決勝で中国が銅メダルに終わる
リオ五輪の体操は大会3日目の北京時間9日早朝、男子団体総合決勝が行われ、張成龍、林超攀、■書弟(■は登におおざと)、尤浩、劉洋というメンバーの中国チームは、床運動、あん馬などの種目がいずれも不調で結局トータル271.122点で銅メダルに終わり、五輪3連覇を逃した。一方、日本は、ほとんどの種目で高得点をたたき出し、04年のアテネ五輪以来12年ぶりの金メダルを獲得した。試合終了後、「体操男子団体において、中国の時代は終わった」との声も上がっている。では、中国の体操男子団体は今、どのような課題に直面しているのだろう?国際在線が報じた。
体操男子団体の決勝は、中国と日本の一騎打ちになると予想されていたものの、蓋を開けてみると、中国は床運動やあん馬などでミスを連発し、3連覇どころか、表彰台に上がることすら危うい状況に立たされた。一方、日本とロシアは、完成度の高い安定したパフォーマンスを見せた。ロンドン五輪終了後の4年間、主力選手の多くが引退するなど、中国の体操チームには大きな変化があり、各大会でも、成績は次第に下がってきている。今回の試合後、国民やメディアからは、「中国は体操において、既に世界一ではなくなった」との声が上がっている。
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