2016年8月12日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

北京、ポイント制戸籍制度を正式に発表

人民網日本語版 2016年08月12日14:56

北京市は11日、「北京市ポイント制戸籍管理弁法(試行)」を発表した。北京市の居住証を所持し、法定の定年退職年齢に満たず、北京で7年以上続けて社会保険料を納め、過去に刑事犯罪歴がない人は、ポイント制度にもとづき北京戸籍の取得申請を行うことが可能となった。同弁法は、来年1月1日より施行される。新華社が伝えた。

管理弁法の概要は以下の通り。

北京市ポイント制戸籍制度政策の枠組みは、「4+2+7」で総括できる。最初の「4」について、申請者は、「北京市居住証を所持していること」「年齢は法定の定年退職年齢に満たないこと」「北京で7年以上続けて社会保険料を納めてきたこと」「過去に犯罪履歴を有しないこと」という4条件を満たせば、ポイント制度による北京戸籍の取得申請が行える。次の「2」は、「北京市で安定した仕事についていること」「北京市に定住していること」という2つの基礎指標を意味する。最後の「7」は、「教育面でのバックグラウンド」「職住エリア」「革新・創業」「納税」「年齢」「栄誉・表彰」「法律順守の記録」という7項目の加算条件を示している。

ポイント制戸籍公示制度を実施するにあたり、定められたポイントに達した申請者は、公示を経て戸籍が取得できる。政策の実施プロセスで、虚偽の内容で申請などの行為を行った企業および個人は、当年および向こう5年間は、申請資格が取り消される。すでに戸籍を獲得している場合は、その戸籍は抹消される。

人口抑制政策について、北京市は以前、「2020年時点の常住総人口を2300万人以内とし、都市部6区の常住人口を2014年比15ポイント減少させる」との目標を掲げた。ポイント制戸籍制度が定められた後、これらの政策がいかに北京の人口抑制目標と効果的にリンクし、バランスをとるかということが焦点となる。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年8月12日

関連記事

コメント

最新コメント