東京に向けて力を蓄える日本を過小評価してはならない
リオ五輪開催中、国際オリンピック委員会(IOC)は、東京五輪で空手やスポーツクライミングなど5競技を追加すると発表した。空手は、日本が得意とする競技で、金メダルラッシュが予想される。また、日本は野球でも金メダルを獲得するだけの実力を備えている。加えて地の利を生かし、東京五輪で日本は一層躍進するに違いない。
開催国はメダル獲得においてどれほどの地の利を発揮するのだろう。参考に値する3国を例にしてみよう。まず、1996年のアトランタ五輪で、金メダルわずか9個だったオーストラリア勢は、00年のシドニー五輪で、16個の金メダルを獲得した。中国勢は、04年のアテネ五輪で金メダル32個を獲得し、08年の北京五輪では51個の金メダルを獲得した。最後に英国勢は北京五輪で金メダル19個獲得し、12年のロンドン五輪では29個の金メダルを獲得した。
日本勢はリオ五輪の陸上、水泳、卓球、バトミントンなどの競技で高い実力を見せた。4年後も、これらの競技に加えて、お家芸競技や追加競技でも金メダルを次々に取ることが予測される日本は、金メダルランキングで5位以内に入る可能性も十分にあり、今回の米国、英国、中国という3強の勢力図が変わることさえあるかもしれない。
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