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リオ五輪 中日韓の代表選手がインスタント麺を愛する理由 (3)

人民網日本語版 2016年08月23日14:00

試合前にインスタント麺を堪能する蘇炳添選手

実は、小麦粉から作られた食品は、アスリートにとって最も理想的な食品の一つだ。インスタント麺は、人体で消化・吸収される過程でブドウ糖として脳に送り込まれる。ブドウ糖の効果で頭が冴え、集中力が上がる。また、インスタント麺には、神経のバランスを維持するのに必要な必須ビタミンB1、B2、B3、B8、B9が含まれていると同時に、カルシウム、鉄、リン、マグネシウム、カリウム、銅など人体にとって必要な物質も含まれている。饅頭(中国式蒸しパン)や餃子などの主食と比較すると、インスタント麺に含まれるたんぱく質含有量は同じくらいで、炭水化物の含有量も少なくない。炭水化物は身体にとって重要なエネルギー源となる。ボクシング、重量挙げ、レスリングなど、減量が必要な競技の多くでは、短期間に体重を減らさなければならず、計量後は速やかにエネルギーを補給する必要がある。この時に最も適している食べ物の一つがインスタント麺だ。

韓国や日本などでは、国民がインスタント麺を愛する程度は想像を絶する。韓国では、国民1人当たりが1年間に食べるインスタント麺は74個で、日本では43個。インスタント麺は彼らの「国民食」として、すでに独自の成熟した文化として発展を遂げた。ロンドン五輪開催中、「韓国政府が金メダリストに一生分のインスタント麺を贈呈することを決定した」というニュースによって、世界中の人々は韓国人の心の中でインスタント麺が大きな地位を占めることを深く理解した。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年8月23日


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