リオ五輪閉会式　東京を紹介する8分間のプレゼンが発した3つのメッセージ (3)

○メッセージ3:復興に向けた「カンフル剤」を注入

1964年東京五輪を振り返ると、同大会は日本が戦争の影から脱出し、改めて国際社会の仲間入りを果たした証であり、さらには高度経済成長期に突入する契機となった。一方、現在の日本経済は低迷状態が続いている。2020年東京五輪が日本経済に及ぼす影響力はそれほど大きくないという分析があるものの、この大会が日本復興の「カンフル剤」になってほしいと期待する人は少なくない。

日本は未だに公的債務(赤字国債)の増加や核汚染地区の再生立ち遅れなどの問題に直面している。そこで日本政府は、2020年東京五輪を「復興五輪」とすることを目指すとしている。（編集KM）

「人民網日本語版」2016年8月23日