また、最後の部分では、グループのメンバーたちが「中国にはまだ至らない点がたくさんあるが、進歩もたくさんした」と自分の思いを語っている。
あるネットユーザーは微博に、「これはわれわれ中国の若者が持つべき態度だと思う。国が発展していく中で存在する問題に勇気を持って目を向け、政府が改善するために行っている全ての努力も直視しなければならない。私たちは中国が大好きだから、自ら声を上げることを選び、偏見を抱いている世界の前で沈黙することはしない」とのコメントを寄せている。
ただ、海外メディアは「天府事変」に、「ギャングスター・ラップ」や「政府の雇われ人」などのレッテルを張ろうとしており、メンバーらはやりきれない思いになっている。リーダーの王梓■(■は品の口が金)は、「デタラメを言われてる」と嘆き、「このMVは外国人に見てもらいたいと思って作った。ラップにしたのも、たくさんの言葉を入れることができ、たくさんの内容を盛り込めるからで、英語の曲にしたのもそういった理由がある」と説明した。
海外メディアの事実とは異なる報道に心を痛めているものの、王さんは、「海外メディアがこのように注目してくれているということは、このMVは影響力があるということだ。良い評価はされていないものの、動画はサイトにまだ残っている。理性ある外国人は客観的にこのMVを見てくれるはず」とポジティブな見方をしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年8月25日
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