このようなブーイングは、有名人などの家で育った「お嬢様」でも避けられない。例えば、「ミス日本2016」で、グランプリに選ばれた慶応大学文学部2年の松野未佳さんは、大物政治家である維新の党・松野頼久代表が父親であったものの、ネットユーザーから、「金のにおいがする」、「ミス日本のステータスも落ちた」など、厳しいツッコミが寄せられた。
実際には、日本は世界でも最も「美」を愛する国で、毎年、各種ミスコンテストが行われている。ただ、審査基準が異なり、グランプリの顔面偏差値もさまざまだ。目を疑ってしまうような結果になることも少なくない。
基準が定まらない現在のコンテストと比べると、昔は日本でも、美女というと、肌が白く、ふくよかな体型で、丸顔で、目が細く、髪が長いというようなより明確な基準があった。
しかし、時代が変わり、いろんな文化が入り混じるようになり、人々の美的センスにも変化が起きており、「美」に対する理解も多元化している。ただ、これほど多くのブーイングの声が上がっているということは、反省すべき点があるのかもしれない。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年9月9日
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