2016年10月19日  
 

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ももひきは履くべき?  (3)

履かないと関節炎を患う?履くと耐寒遺伝子の働きが低下する?

人民網日本語版 2016年10月19日08:51

北京大学第三病院整骨科の田華・副科長は、次の通りコメントした。

「年齢、性別、肥満、過度のトレーニング、遺伝などの要因はいずれも、下肢の関節炎の発生および病状の悪化を招く恐れがある。実際に関節炎を患っている患者も、寒いと痛みが増すと感じている」

「だが、実際には、気温が下がり、寒さの影響を受けることと、関節炎の発症との間には、直接的な因果関係はない。東北や華南など国内の4地域で実施した調査によると、寒冷地に住む人々の関節炎発症率は、その他の地域より高いという訳ではない。また、ももひきを履くか履かないかということと、関節炎を患うことにも、必然的な関係はない。だが、関節炎を患ってしまった場合、身体を温めることや重ね着をすることに無頓着ならば、痛みの激化や病状の悪化を招く恐れがある」。

○「ももひき」はダサい? 実はももひきは「舶来品」!

若者の多くは、ももひきを履こうとはしない。履けば非常にダサいと思っているからだ。だが、実は、ももひきは舶来品であり、海外の雰囲気に満ち溢れているのだ!

ももひきの原型について深く掘り下げようとするなら、15世紀のイングランド王ヘンリー八世について言及しなければならない。この国王は、男性用の乗馬用ズボンをこよなく愛していた。この種のズボンは、ウール素材のものが多く、身に着けると身体にピッタリとフィットする。ヘンリー8世は、当時流行していたつま先の尖った靴と組み合わせて履くのを好んだ。

本格的なももひきは、北米大陸で誕生した。その形状は、上半身と下半身をすっぽり包み込むオールインワンタイプで、手首と足首がきゅっと締まり、保温性に優れているものだった。

1915年、フランク・スタインフェルドというカナダ人が現代版のももひきを発明した。同年12月7日、ももひきの特許を申請した彼は、今の市場に流通しているももひきを生み出した、「ももひきの父」となった。 (編集KM)

「人民網日本語版」2016年10月19日


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