このほど、日本法務省は2016年司法試験の結果発表をした。1583人の合格者の中に、1人の中国人の名前があった。彼の名は何彦徴さん(22)、北京の出身だ。3歳の時に両親と共に日本にやってきた。現在は東京大学法学部大学院1年生だ。日本の司法試験を通過するのは非常に難しいと彼は話す。まず、「司法試験予備試験」に合格しなければ、司法試験への参加資格はない。昨年はおよそ1万人の受験者の中から最終的に394人しか合格者が出なく、その合格率は3.81%。では外国人の何彦徴さんはどのようにしてこの「登竜門」をくぐることができたのか。それは父親のおかげだと彼はいう。何彦徴さんは幼いころ、学校の成績が良い方ではなく、将来の進路も定かではなかった。中学2年生の時、弁護士の父がたくさんの在日華人を助けて、多くの人から尊敬されているのを知り、自分も父のような人になりたいと思うようになったのだという。そこから必死に勉強して、今回のような素晴らしい結果につながったという。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年10月21日
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