論評は「世界の大国でありたいのなら、米国は分裂させ、混乱に乗じて利益を得るのではなく、各国と共に共通利益の拡大に尽力することを学ぶ必要がある。近年、米国は自らの海洋覇権を維持するため、南中国海で度々もめ事を引き起こし、中国を非難し、フィリピンと中国の友好関係に水を差し、地域の平和と安定を破壊してきた。だが、公にできないこうした小細工によって、平和的発展を追求するこの地域の大勢を変えることは全くできない。今やフィリピンが外交政策を変更し、中国との協力を拡大していることが、その証明だ」と強調。
最後に「国の主権と領土の一体性を守る中国の意志は盤石だ。中国のものでなければ一分もいらないし、中国のものであるはずなら寸土でも必ず守る。軍事行動によって覇権を維持する米国の行いは、国防強化、団結奮闘という中国の現実的必要性をよりはっきりと示すだけであり、自らの利益を守る能力を強化する中国の決意と意志をさらに固めさせるだけだ。中国軍は必要に基づき海空パトロールを強化し、各種防衛能力の整備を強化し、国の主権と安全を断固として守る。南中国海の平和と安定に関わる根本的是非の問題において、中国が米国に勝手な事をさせることはない」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年10月24日
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