○「性知識を得る情報源は友人またはインターネット」約4割
小中高生が性知識を得るルートは極めて多岐にわたるが、情報源として割合が最も高かったのは、「クラスメート・友人(39.2%)」と「インターネット(34.9%)」だった。性に関する問題が起こった時、「自分で情報を調べる、または一人で悩む」とした人は50.3%に上った。「友人に相談する」は18.6%、「親に相談する」は18%だった。「専門家あるいは教師に相談する」は9.5%、「教師に相談する」は3.6%にとどまった。
性知識について、生徒に最も大きな影響を与えている人は、多いものから順に、「同性の友人またはクラスメート(42.2%)」、「異性の友人またクラスメート(15.4%)」、「教師または医師(15.0%)」、「両親(10.3%)」、「その他の人(6.3%)」だった。また、「誰からも影響を受けていない」という回答が10.8%あった。
○「性教育の授業は男女別で実施してほしい」3割
性教育によるデメリットがあるかどうかは、保護者、社会各界、ひいては教師たちも頭を悩ませている問題だ。小中高生の45.5%は、「学校で性教育の授業をしてほしい」という強い希望を抱いていた。性教育の授業を担当する教師については、「専門の教師」を希望する生徒は31.4%、「性教育の授業は男女別に行ってほしい」とした生徒は31.3%に達した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年10月26日
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