「16プラス1」会議に出席する間、李総理は中東欧16カ国首脳とコネクティビティ、生産能力、金融分野の協力について重点的に話し合うとともに、多くの世界的問題についても意見交換する。リガで李総理は同制度の発展について新たな協力の提言をし、中東欧各国首脳と「16プラス1」協力の促進について新たな共通認識にいたり、地域協力の加速を促す。
■期待3:定期会談を契機に関係国との相互信頼・協力を強化
李総理はカザフスタンとロシアの首相と定期会談を行う。定期会談制度は中国の全体的外交戦略において極めて重要であり、関係国との戦略面の相互信頼の強化、二国間実務協力の拡大と実行に寄与する。
中国外交部(外務省)は、今回のカザフスタン訪問で李総理がカザフスタン側指導者と各分野の協力状況を全面的に整理し、生産能力協力を始めとする協力の順調な推進を促すことを明らかにした。中国とカザフスタンの生産能力協力がいかに整備されるかは大きな注目点だ。
ロシアで中露首相は「第21回中露首相定期会談共同声明」に署名し、これを発表し、次の段階の両国関係の発展及び実務協力拡大の重点分野、事業を定める。双方は経済、貿易、エネルギー、税関分野の協力協定にも調印する。中露上層部の最新の相互交流が、中露の包括的・戦略的協力パートナーシップの発展にいかに新たな原動力を注ぐかに各界は注目している。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年11月4日
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