四川小寨子溝国家級自然保護区が3日に発表した情報によると、中国科学院植物研究所の劉氷氏、成都情報技術大学の■雲慶(■は赤へんにおおざと)氏、同保護区の張涛氏らが、「北川リュウキンカ」という新種の植物を発見した。中国新聞網が伝えた。
関係者は3年以上に渡り野外調査、文献閲覧、標本の比較対照により、この種の葉縁に細かいのこぎりの歯のような形があり、茎が垂れ下がり、花が紅色で、おしべの葯が広く平らであるといった特徴が、リュウキンカ属の既知の種と大きく異なっていると判断した。また、遺伝子のITS領域と葉緑体遺伝子(trnL-trnF,atpB-rbcL)を分析した分子系統学の結果により、最終的に新種であることを確認した。この研究は植物分類学の専門誌「Phytoaxa」に掲載された。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年11月4日
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