○北京の多数の施設に「オールジェンダートイレ」設置 「社会観念の進歩」を望む
今年に入り、北京にもいくつかのジェンダーフリートイレが登場した。これらのトイレには、「オールジェンダートイレ(原語:性別友善厠所)」という特別な名前が付けられている。女装を好む一人の男性が、トイレを利用する際にバツの悪い思いをしたことが、「オールジェンダートイレ」が設置されるきっかけとなった。また、異性の幼い子供を連れた父母が商業施設でトイレを使う際に同じくバツの悪さを感じるなど、一部の特別な人々を配慮するという目的もある。
北京では現在、30あまりの施設に「オールジェンダートイレ」が設置されている。コーヒーショップ「Café Zarah」の張林マネージャーは、「店内にオールジェンダートイレを設置したのは、まず、このような措置によって、それぞれの人に合わせたサービスを提供し、より多くのお客様のニーズを満たすことができると考えたからだ。次に、社会観念の進歩を推進する上で意味のあることだと判断したことによる。現実において、このようなトイレを設置することに反感を抱くお客様はおらず、一部の人々は明らかに同意を示してくれた」と話した。
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