中国スパコン大手の中科曙光は29日、天津市で、曙光星河雲サーバーシステムが正式に量産化されたことを発表した。これは、中国初の1億クラス並列クラウドサーバーシステムであり、第12次五カ年計画期間(2011−15年)の国家863計画情報技術分野「1億クラス並列クラウドサーバーシステムの開発」における重大な成果だ。新華社が伝えた。
同社の沙超群副総裁は、「伝統的な構造と比べ、同システムのエネルギー消費効率は3倍以上になり、コストが70%削減され、システムの複雑性が60%低下した。また、業界内の最も優れた伝統的な構造のサーバーと比べ、体積が50%減少した」と話した。
同システムは現在、中国電信の天翼雲、中国銀聯の聯雲プラットフォーム、中国教育テレビの教育新メディアクラウドで使用されており、利用者から高く評価されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年11月30日
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