スパコンの計算速度の世界ランキング「TOP500」(最新版)が14日、米ソルトレイクシティで発表された。中国産の「神威・太湖之光」が2位以下に大差をつけ、連覇を果たした。同じく中国製スパコン「天河2号」の6連覇を加えると、中国は4年連続で世界スパコンランキングの最高位を占めている。「天河2号」は最新ランキングでも、毎秒3京3860兆回の処理能力で2位につけた。新華社が伝えた。
TOP500は半年毎に発表される。今年6月のランキングでは、中国国家並行計算機工学技術研究センターが開発した「神威・太湖之光」が登場し、毎秒9京3014兆回の計算速度で意外にも首位に立った。この速度は前回までの王者「天河2号」の3倍弱だ。さらに「神威・太湖之光」は、プロセッサーを含むすべての重要部品の100%国産化を実現した。
1年前の同ランキングでは、米国勢が199台と圧倒的優位を占め、中国は109台のみだった。ところが最新ランキングによって、中国と米国が今やスパコンの優位性で肩を並べていることが分かった。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年11月15日
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