そこで、この運転手は、「無料で乗車する高齢者の方々は、朝のラッシュ時にサラリーマンや学生がバスに乗車できるよう、時差外出をするよう心掛けてほしい」と人々に呼びかけた。
この微信の投稿に、汪さんの心は大きく揺さぶられた。2人の孫の面倒を見ている彼は、学生の通勤がとても大変だということを理解していた。そこで彼は、自分も何か行動をおこさなければ、と思い立った。
「プラカードおじいちゃん」である汪さんは、たちまち、荊州の微信ソーシャル機能「モーメンツ(原語:朋友圏)」の「ネット有名人」になった。章華台団地で、汪さんは以前から「面倒見のよい人物」だったという。水道メーターをチェックする、水道料金を徴収する、住民の悩み事を聞くなど、汪さんは70歳を過ぎた今まで、団地住民へのサポートを一度も中断したことはないという。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年12月12日
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